混合型勃起障害とは？
混合型勃起障害は心因性である機能性勃起障害と身体に原因がある器質性勃起障害の双方が
絡み合って生じる勃起障害です。
たとえば、年齢とともにリスクが高くなる糖尿病や高血圧などの生活習慣病によって
神経や血管に障害を起こし勃起することができない状態である器質性勃起障害になり、
これに対しての心因的なストレスやプレッシャーからさらなる機能性勃起障害の原因を
生み出してしまうというケースがあります。
このケースは自らが生活習慣病だということに認識していないことがあり、根本的な原因となる疾患を
見過ごしてしまうことや自己判断で勃起障害のＥＤ治療薬にだけ頼ってしまうことも少なくありません。
また、最近では年齢に関係なく、食生活の乱れや運動不足から同じような器質性の症状を
もたらすこともあり、低年齢であるほど、そのストレスを克服できず、悪循環を招く場合が多いようです。
治療は、ＥＤ治療薬を用いるだけでなく、生活習慣の改善を行うことで改善への近道になるでしょう。
さらにうつ病など心の病気の治療をしている場合には、ホルモンの分泌バランスが崩れていることや、
内服薬によって勃起を妨げている可能性が考えられるため、
専門家や医師に相談することで解決することもあります。